りぃだあのブログ
エゾタヌキの「あん」ちゃん
ブログ更新をサボっていたせいでだいぶ前の話になってしまいましたが、個人的にはとても残念なお知らせがありました。
北海道のおびひろ動物園さんで飼育されているエゾタヌキの「あん」ちゃんが4月2日の朝に亡くなったとのことです。11歳と10ヶ月だそうで、エゾタヌキの平均寿命が12歳ほどだと聞いた記憶があるので、それよりは少し早い旅立ちでした。
「あん」ちゃんは一部メディアで「埋もれタヌキ」として取り上げられた有名(?)タヌキで、
この写真でワタシも虜になった(笑)、リアルタヌキを見るキッカケになった子です。べっぴんさんでしょ?(^-^)
自分がおびひろ動物園さんのブログを追い始めたのはこの写真を見た直後、ちょうど一緒に暮らしていた「シロ(←カタカナ)」ちゃんが亡くなって一人(一匹?)ぼっちになってしまった時期でした。
心なしかやっぱり寂しそうだなぁと心配していたそのすぐ後ぐらいに、父タヌキを失い母タヌキとはぐれてしまった5ツ子の赤ちゃんタヌキが保護され一気ににぎやかになったのも、もう4年前の話ですが、よく覚えています。
子タヌキたちはそれぞれ「りく」「ゆき」「あめ」「しろ(←こちらはひらがな)」「うみ」と命名され、
まず「うみ」ちゃんが旭山動物園さんに移動し、
しばらくして「りく」ちゃん「ゆき」ちゃんが円山動物園さんへ移動して、
おびひろ動物園さんには「あん」ちゃん「しろ」ちゃん「あめ」ちゃんの3頭が暮らす形になっていました。
3月に入ってから体調を崩し、でも安定しているときは外に出てきて他の子と挨拶をしつつ
ひなたぼっこをしていたとのことですが、体内での造血ができなくなった状態で本格的な輸血を検討し始めた矢先での最期だったようです。
最後に「あん」ちゃんの亡骸を「しろ」ちゃん「あめ」ちゃんのところへ連れて行ったところ、毛づくろいをして挨拶をしているような様子だったとのことです。泣ける(T_T)
ほんと繰り返しになりますがワタシにリアルタヌキの魅力を伝えてくれたアイドルのような存在だったので、寿命が近かったとはいえ寂しい限りです。
「あん」ちゃんありがとう。天国でも「シロ」ちゃんと一緒にのんびり過ごしてください。