りぃだあのブログ

2024-04-03 19:59:00

pajaさん

X(旧・Twitter…ていう表現もそろそろやめたいんですが、なかなか定着しませんね)のフォロワーさんで、pajaさんという方がいらっしゃいました。

過去形で書くことになってしまったのが残念です。

ステージ4の癌で医者に余命宣告されてから1年以上も覆してみせた、すごい人です。

最期まで生きる意志をXで強く発信し続けながら、4月2日の朝についに旅立たれたことを奥様が公表されました。

 

闘病のモチベーションをガンプラ(ガンダムのプラモデル)に求め、お子さんたちに技術を伝えながらご自身も体調が良いタイミングで製作を進めている様子を発信し続け、娘さんが新しいことを出来た時には写真付きで自分のことのように喜びながら発信されているのを、一緒に喜ぶこと半分・切ない気持ち半分で見てきました。

 pajaさんのジオング1.jpg

pajaさんの代表作の1つ「ジオング」です。これだけでも十分カッコいいのですが、Xのフォロワーさんによって

pajaさんのジオング2.jpg

さらにカッコいい画像になりました(T_T)

今日、奥様が公開されたブログ(https://ameblo.jp/rx178-555-333/)はご本人から「亡くなったら公開するように」と言付かっていたものだそうで、自分もPajaさんの遺言として拝見しました。

中はかなりの長文で、苦しかった闘病生活、でも支えてもらった周りへの感謝、早逝してしまうことと闘病中にかけた迷惑に対する家族への謝罪、遺していく子どもたちへのエールと奥様への感謝であふれていました。

もし自分が同じ境遇に立ったとき、ここまで熱く、そしてある意味爽やかに、最期の言葉を遺していけるのだろうか…と思ったら涙が出てきました。勤務中(正確には昼休憩中)だというのに(苦笑)。

 

ブログの最後は、唯一の後悔としてガン検診をもっとしっかり受けておけばよかった…という内容の途中でプツッと終わっていて、ここでついに力尽きたのか?と想像するとまた涙が出ました。

その言葉を受け止めて、自分もガン検診は正しく受けようと思います。

 

3月の間は特に、動かなくなる体を必死に動かしながら子どもたちへ目いっぱいの愛情を注いでいる様をずっと見てきて、1人の父親のすごい生き様と最期の迎え方を見せていただきました。

こんなすごい人がこの世にいたんだということを忘れないために、自分のブログに書き留めておくことにした次第です。

pajaさん、長い間お疲れ様でした。心からご冥福と、遺された奥様・お子さまのご多幸をお祈りします。